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【三脚の選び方】旅行などの持ち運びに便利な三脚の種類を紹介【一眼カメラ用】

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夕日を三脚を使って撮るカメラマンの画像
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CAMERAコーディネーターのサイト運営者『かめこ』 「写真」を通して見た人の世界を広げられるようにをモットーとし、カメラの使い方などをお伝えしていきます。

今回は、一眼カメラ用三脚の選び方について、天体撮影や旅行時に持ち運べるような自分にピッタリ合う三脚の選び方を種類別に紹介します。

三脚にも色々種類があるんですね。

しか

写真撮影には欠かせないアイテムだけど、意外と荷物になったりするから用途別に自分に一番合う三脚を買うのが良いですよ!

かめこ

 

ということで、暗所での撮影や風景などの光(明るさ)を長く取り込みたい時に必須である三脚の選び方と種類を紹介していきます。

 

あなたが一番重要視するところから選んでくださいね!

三脚の選び方と種類

三脚の選び方はたくさんあります。

  • パイプ径の大きさ(サイズ感)
  • 材質(質感)
  • メーカー
  • 価格帯
  • 家電量販店に売っているかどうか

 

などなど、かなりの種類があります。順番に見るのも良いですが、自分に一番あった選び方をするのがベストです。

それでも迷ったら順番に見てくださいね。

かめこ

パイプ径の大きさ(サイズ感)で選ぶ

三脚を横に倒した画像

パイプ径とは、三脚の棒の太さのことです。

 

パイプ径(サイズ感) 支えられるカメラ
(目安)
使い方
小型:20〜23mm ミラーレス、APS-Cサイズ ・旅行時にちょうど良いサイズ

・携帯性が良い

中型:24〜32mm 一眼レフ、フルサイズカメラ ・小型〜中型までをサポート

・扱いやすさが良い

大型:33〜42mm フルサイズカメラ(超望遠~800mm) ・ブレを確実に消すならコレ

・プロも使う本格サイズ

 

通常パイプ径が太い三脚の方が安定感が増します。

ですが、パイプが太い分持ち運ぶ時の重さが出てしまう欠点もあり、安定性と携帯性のバランスは使い手の好みで別れます。

 

私が調べたサイズ別に選ぶおすすめの三脚を教えますね。

かめこ

多くの人が愛用するサイズ感のちょうどいい三脚

パイプ径は20〜42mmと倍以上の太さの三脚が存在しますが、世間に存在するカメラマンが一体どんな三脚を使っているのか? 使用する人が多い、ちょうど良いサイズの三脚を紹介します。

 

おすすめする三脚はコレです!

 

パイプ径が小さいながらも、初めて三脚を使う人が選んでいる比較的安価な三脚です。

重さは1.3kgほどで、三脚としては重すぎず軽すぎずという感じで、三脚を使って本格的に写真撮影をしたいという人向けにはコスパもよくガシガシ使っていけるのでおすすめします!

耐えれる重さも1.5kgと、一眼レフカメラにレンズを付けても十分に余裕があるところも初めての三脚におすすめの理由です。

 

もう1つはコレです↓

重さは0.75kgと軽量です。価格はGX6400よりも安くスターター向けには良いかなという印象ですね。

ただ、耐重荷が1.1kgと小型のカメラを乗せるのに向いてます。中型のAPS-Cサイズを乗せるとレンズ次第で三脚が壊れる可能性もあるので注意が必要です。

 

バランスを考えるならやっぱり最初のGX6400が私のおすすめです!

かめこ

コンパクトで旅行などにおすすな小型の三脚

コンパクトで旅行時に大活躍するおすすめの三脚を紹介します。

 

小型で可愛いデザインなのが特徴です。

Manfrottoの三脚は、一眼カメラだけではなく別売りのスマートフォン用三脚アダプタを使用することで、スマホで手ブレのないキレイな写真を撮ることも可能になります。

Manfrotto スマートフォン用三脚アダプター MCLAMP

サイズが非常に小さいため旅行時に持っていくのに最適です。

が、サイズがコンパクトな分高さがなく、人の目線で撮影をするのに向いていない三脚でもあります。

 

もう一つ旅行時におすすめする三脚はこちらです↓

比較的コンパクトで最小全長46cm以下なので、リュックに入れて持ち運ぶこともできるのでおすすめです!

 

またManfrotto社の三脚なんですね。笑

しか

ですね、なんだかんだ大手が幅広く製品を出しているからそうなっちゃいます^^

かめこ

材質(質感)で選ぶ

一眼カメラ用の三脚には大きく分けて2つの材質のものが存在します。

  • アルミニウム製
  • カーボン製

 

特徴を並べるとこんな感じです。

要素 アルミ製 カーボン製
価格 普通 高い
重さ 重い 軽い
振動の収まり具合 普通 早い
温度 環境温度に依存 寒冷地でも冷たくなりにくい

 

カーボンの方がメリットが多いけど高いんですね!

しか

そうなんですよね、予算に余裕があるならカーボンをおすすめしますが、それ以外だったら種類も豊富なアルミ製の三脚の方がいいかな。

かめこ

カーボンタイプなら国内メーカー製のSLIKのカーボンマスターをおすすめします。

決して安く手に入るものではないので、故障やトラブル時にすぐにサポートしてもらえる安心感を考えながらカーボン製の三脚を選ぶと良いです。

 

メーカーで選ぶ

国内だとSLIK(スリック)が最大手ですが、世界を基準に見ると様々なメーカーがあります。三脚を使うのにブランドをあまり気にする必要はないですが、知っておくだけでもカメラの楽しみを知ることもできます。

 

例えば、

「あの魅力的な写真を撮るカメラマンが使っているのはアレなんだ。」

「あの写真を撮るのにこんな工夫をしているんだ。」

などなど、カメラマンの撮影した写真をちょっと違った視点で見る楽しみができるので、覚えておくと良いですよ!

 

メーカー 特徴を一言
Gitzo 三脚の歴史の一番長いメーカー。三脚と言ったらココと言われるほど。

高品質である分価格は高めですが、プロカメラマンなどカメラを仕事の生業にしている人に重宝されているメーカーです。

Manfrotto イタリアのメーカー。三脚の性能面(システムチックな面)で世界をリードしてます。

品質はもちろんですが、Gitzoに比べ価格が安いのが特徴。価格が安い分初心者でも手を出しやすいことから当サイトでもたびたび製品を紹介しています。

HUSKY 年々歴史とともに進化し続けるGitzoとManfrotto社とは違い、製品のラインナップがサイズの違いしかないちょっと変わった(褒め言葉)メーカーです。

タフな耐久力、シンプルな機能でラインナップが変わらないことから、長年好んで使う人が多いです。ユーザーにとって一番良い製品を考えていることが伝わってくるメーカーですね。

SLIK 日本を代表するメーカーです。もちろん国内シェア1位で、日本人に馴染みの深いメーカーです。

国内製品であることにも関わらず初心者でも手が出しやすい比較的安価で丈夫な製品が多いのが魅力です。初めて三脚を手にした人が多いのはSLIK(スリック)ではないではないでしょうか?

Velbon 国内シェア2位の日本のメーカです。最近ではVelbon(ベルボン)独自技術の「ウルトラロック」がヒットしSLIKの王座を脅かしています。

SLIK製に比べ価格帯は大きく変わらないことから、機能面を重視して購入する人が多いです。

大手メーカーの他にも以下のメーカーもありますが、市場シェアは圧倒的に大手メーカーが独占してますので、こちらはメモ程度で。

  • Really Right Stuff リアリー・ライト・スタッフ
  • SIRUI シルイ
  • バンガード VANGUARD
  • FLM エフエルエム

 

いろんなメーカーがあるんですね!

しか

いざ三脚を買うとき調べたらキリがなくなるから直感で選ぶ人も多いんだよね。
でも一番は「何をどう撮りたいか?」だからメーカーにこだわる必要はないんだよ。

かめこ

なるほど、勉強になります!

しか

価格帯で選ぶ

三脚を価格帯で選ぶときの目安を紹介します。

 

ざっくり目安は以下の表を参考にしてください。

価格 モデル 用途
〜5,000円 小型カメラ、初心者向け 旅行(携帯製)、趣味、風景写真
5,000〜20,000円 初心者〜プロ 風景写真
20,000円〜 ガチ、プロ 風景、天体

わかるような、わからないような感じが……

しか

まぁ自分に合っているのを選ぶのが一番だからね。
特別な理由がない限りは10,000円で収まる三脚を買っとけば基本的には大丈夫だよ!

かめこ

というように、三脚を価格帯で選ぶのはおすすめしません。

 

「安かろう悪かろう」という言葉があるように、三脚も一緒で安すぎるものを買って無駄金を使ってしまうことも実際あります。なので、多少高いなと思っても自分に合っていると感じたならその三脚を購入するのがベストな買い方です!

 

家電量販店で選ぶ

最後は、三脚を販売している家電量販店で選ぶことです。

 

三脚を販売している大型家電量販店は以下です。

  • ヨドバシカメラ
  • ビックカメラ
  • エディオン
  • ヤマダ電機
  • ケーズデンキ
  • ノジマ

 

などなどがあります。

他にもカメラのキタムラでも入手することができます。

購入後持ち帰るのがネックですが、気に入った三脚を買うことができるので一度足を運んでみるのも良いかもしれませんね。

かめこ

【まとめ】三脚の選び方と種類

三脚で犬を撮影する様子の女の子の画像

三脚の選び方と種類について説明しました。

選び方は人それぞれで何を重視するかで決まります。自分の使うカメラ次第で選ぶものが変わってきますが、選ぶときのポイントは以下が基準です。

  • パイプ径の太さ(安定性)
  • 材質

 

この2つを意識して三脚を選んでおけば間違いありません。

価格帯やメーカーで選ぶ方法もありますが、使用用途に合っていないことや使い勝手が面倒など満足したものが手に入らないこともあります。なので、家電量販店で現物をみて気に入ったものを購入するのが一番だと思います。

持ち帰るのが面倒だったらネットで注文しちゃうのがラクで良いですよ!

しか

 

当サイトで特におすすめの三脚はこちらです。

国内シェアNo.1のSLIKから販売している長年販売され愛されている三脚

 

小型で旅行や携帯製に優れた三脚

 

カーボン製の脚で寒冷地でも冷たくなりすぎない高機能で丈夫な三脚

 

どの三脚も非常に良い製品なので迷っていたらコレがおすすめです!

 

 

それでは三脚を使いスローシャッターでブレのない明るさを捉えていきましょう!

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CAMERAコーディネーターのサイト運営者『かめこ』 「写真」を通して見た人の世界を広げられるようにをモットーとし、カメラの使い方などをお伝えしていきます。

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